終了 2016.11.17(木) 19:30~21:30

講師:池田 功 、高浜洋平

公開トーク「小金井の朝、国分寺の昼」まちの日常を変える方法

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■イベント日程

2016.11.17(木) 19:30~21:30


■講師

池田 功 、高浜洋平


■定員

30人


■授業料

2000円(ワンドリンク付き)


■授業について

夜に、暮らしを考える「スロースクール夜間部」は、夜の落ち着いた時間を活かして、静かに、ゆっくり、じっくり、深める時間。仕事が終わって、地元に帰って、くらしに近い場所で学び、つながることで、活動するきっかけをつかむ集まり。ここから、自分たちにふさわしい自由で、気持ちのいい暮らしが産まれます。

会場は、東京都国分寺市にある「カフェスロー」。平日の夜に集まって、これからの暮らしや仕事のあり方を考える様々な講座を開催しています。

今回、話を聞くのは、
小金井市に住む池田功さん。
国分寺市に住む高浜洋平さん。
のふたり。

それぞれに、小金井市と国分寺市に縁があって移り住み、今でも都心との関係を保ちながら、地域での活動を地道に続けるふたり。

東京の地理的なまん中にあり、公園や農地や大学がある文化的な意識が高い中央線のふたつの市をどうして選んだのか。そして、住んでみてどうだったのか。ふたりのライフストーリーをたどりながら、このエリアの特徴をあぶりだし、なぜ、地域で活動するようになったのかを掘り下げていきます。

国分寺崖線でつながる国分寺市と小金井市。何が同じで、何が違うのか。池田さんたちがはじめた「はけのおいしい朝市」。そして、高浜さんたちがはじめた「ぶんぶんウォーク」。数年が経ち、どちらもこのエリアになくてはならないイベントとなり、さらに、そこから様々なつながりが生まれ、地域が確実に面白くなってきています。

寝に帰る場所として、地域に関わらずに行きていくことができたはずなのに、地域での活動に、ふたりを突き動かしたものは何だったのでしょうか。地域で何かはじめたい人、自分が住む地域をもっとよくしたい人。東京の郊外という場所だからこそできることをいっしょに考えていく夜になるとうれしいです。


■講師プロフィール

●池田 功さん
1970年 兵庫県川西市生まれ。宝塚造形芸術大学 産業デザイン学科卒業後、8年間、化粧品メーカーのデザインと広告を担当。2000年 有限会社ドッグ・デコを設立。代表取締役となる。2001年、東京都小金井市に移住。2009年 仲間といっしょに「はけのおいしい朝市」をはじめる。 2014年には、東小金井駅の近くの高架下に、5組で「アトリエテンポ」をかまえ、様々なイベントを開催し、地域を盛り上げている。
http://www.dogdeco.co.jp/

はけのおいしい朝市
http://hakeichi.net/

●高浜洋平さん
1977年 東京都北区生まれ。2009年に史跡の駅「おたカフェ」開業に携わり、運営。
その後、「水」の専門家を講師に招く「水の学校」や、住民と農家の顔が見えるイベント「隣人まつり」などを企画し開催。2011年には、地域のお宝を再認識するイベント「ぶんぶんうぉーく」の事務局で調整役として活躍。2015年、国分寺駅北口に「めぐるみLabo&Cafe」をオープン。大手建設会社の会社員であり2児の父親でもある。https://ja-jp.facebook.com/megurumicafe/
http://www.nonowa.co.jp/areamagazine/magazine/201303/people.html
ぶんぶんウォーク
http://bunbunwalk.com/

●聞き手
萩原 修(はぎわらしゅう)  デザインディレクター
1961年生まれ。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。大日本印刷株式会社、リビングデザインセンターOZONE を経て、04 年に独立。「かみの工作所」「コド・モノ・コト」「中央線デザインネットワーク」「国立本店」「西荻ペーパートライ」「てぬコレ」「かみみの」など独自のプロジェクトを立ち上げ、育てている。 著書に「9坪の家」「デザインスタンス」など。「つくし文具店」店主。株式会社シュウヘンカ共同代表。明星大学デザイン学部教授。
http://www.shuhenka.net/