講師:青木 純(あおきじゅん)
公開対談「住まいが変われば、街も変わる」大家さんとつくる集住のかたち
■イベント日程
2016.10.13(木) 19:30~21:30
■講師
青木 純(あおきじゅん)
■定員
30人
■授業料
2000円(ワンドリンク付き)
■授業について
今回、話を聞くのは、青木 純さん。
大家さんとして、不自由な賃貸住宅のあり方を見直し、住む人が主役の賃貸住宅を実現し注目されます。賃貸なのに、内装に手をいれることを可能にしたことで、住む人に愛着が生まれ、屋上や共有のスペースを活用することで、入居者同士の交流も生まれました。さらに、そこから街へ広がっていく動きまで生み出しました。
青木さんは、「住まいは、住み方次第で、まちを変える可能性を秘めている」と考えているようです。全国のリノベーションまちづくりにも深く関わる青木さんならではの視点で、これからの集住のかたちを、いっしょに考えていきたいと思います。
国分寺周辺は、大正時代に別荘からはじまり、戦後に爆発的に人が増えた郊外住宅地であり、いまだに住宅が増えているエリア。最近では、空き家も増え問題になっているようです。これまでの既存の住宅のあり方の何を変えることでまちがどう変わっていくのでしょうか。
自分の住まいを見直してみたい人は、もちろん。大家さんとして、まちに関わりたいと考えている人。建築家、工務店、不動産など、専門家も交えて、お酒でも飲みながらのざっくばらんな意見交換ができるとうれしいです。そこから新しい街の暮らし方が見えてくるかもしれません。
■講師プロフィール
青木 純(あおきじゅん)
(株)まめくらし 代表取締役 (株)都電家守舎 代表取締役 (株)北九州家守舎 取締役(株)リノベリング 取締役 (株)タンガテーブル 取締役
1975年東京都豊島区生まれ。
住み手と共に編集するカスタマイズ・DIY型賃貸のパイオニアとして日本の賃貸文化を変革し、TEDxTokyo2014スピーカーに選ばれる。経産省「平成26年度先進的なリフォーム事業者表彰」受賞。育つ賃貸住宅というコンセプトで企画した「青豆ハウス」はグッドデザイン賞2014受賞。国内外から広く注目を集めている。都電家守舎の代表として遊休不動産の転貸事業や飲食事業「都電テーブル」を展開。生まれ育った豊島区を拠点に全国を舞台にリノベーションまちづくりにも取り組む。甲府市リノベーションまちづくり構想策定委員会委員長。
グリーンズの記事
http://greenz.jp/2014/08/22/maison_aoki/
●聞き手
萩原 修(はぎわらしゅう) デザインディレクター
1961年生まれ。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。大日本印刷株式会社、リビングデザインセンターOZONE を経て、04 年に独立。「かみの工作所」「コド・モノ・コト」「中央線デザインネットワーク」「国立本店」「西荻ペーパートライ」「てぬコレ」「かみみの」など独自のプロジェクトを立ち上げ、育てている。 著書に「9坪の家」「デザインスタンス」などがある。「つくし文具店」店主。株式会社シュウヘンカ代表。明星大学デザイン学部教授。
http://www.shuhenka.net/